【運ぶ 突破する】戦術的な意図が異なる2種類のドリブル
ムウちゃんねるのムウです!
今回は2種類のドリブルについて触れていきたいと思います。
近年日本では【ドリブル】がとても流行っています。
有名なドリブルデザイナーが存在したり、ドリブル塾まで出てきています。
ではみなさんは【ドリブル】には2種類存在することをご存知でしょうか。
タイプの違う2種類の【ドリブル】
1 Regate(レガテ) 『突破』
2 Conduccion(コンドゥクシオン) 『運ぶ』
を比べてみましょう!
魅力的に『見える』突破
題にも書いた通り1つ目は『突破』のドリブル【Regate(レガテ)】です。
みなさんが知っているドリブルデザイナーやドリブル塾で見るものはこの【Regate(レガテ)】になります。
ボールを持った選手が守備ラインを越えることが重要なポイントとなります。
特にゾーン2、3で有効なアクションです。
*ゾーン2、3参照【欧州王者】華麗なサッカーの緻密な戦術 2 - ムウちゃんねる
やはりドリブルといえばこの選手だと思います。
凄まじい突破ですね。
— ムウちゃんねる (@FB_brother) 2020年5月8日
ちゃんと守備にいってないようにみえるくらいですね…。(守備側は絶対にしっかりいってるはずだけど。) https://t.co/bblcOrBpG7
何人突破してどれだけ守備組織を壊したかは計り知れないですね。
このようなドリブルももちろんとても重要です。
しかしあまり重要視されないもう1つのドリブルは周りに大きな影響を与えます。
そちらも触れていきましょう!
『見えない』影響をチームに与える『運び』
もう1つは『運ぶ』ドリブル【Conduccion(コンドゥクシオン)】です。
あまり試合を見てて【Regate(レガテ)】よりは「これだ!」と気づくのは難しいかもしれません。
しかしチームに与える影響はとても大きいです。
【Conduccion(コンドゥクシオン)】はゾーン1や数的優位を作り出し自分を越えるサポートがある時などに有効です。
*ゾーン1
【欧州王者】華麗なサッカーの緻密な戦術 2 - ムウちゃんねる
CBの選手には特に求められる技術かもしれません。
こちらの動画を参考にしてみてください。
どのCBもとても質の高い選択をする。
— ムウちゃんねる (@FB_brother) 2020年5月4日
その前の運び(コンドゥクシオン)が当たり前にできているっていうのもありますが… pic.twitter.com/8wPHob0SYs
そして【Conduccion(コンドゥクシオン)】は3種類に分類されます。
1 前進する【ドリブル】
自分の前にスペースがあるときに、前にボールを運び次のエリアに侵入すること。
CBによくみられるアクション。
先ほどの動画で多くみられていますね!
2 引きつける【ドリブル】
ドリブルをすることによって相手を引きつけ、スペースを生み出す。
他の選手のマークを軽減させることにもつながります。
SBがオーバーラップをした時のSHがよく起こすアクションです。
3 割って入る【ドリブル】
2人の相手選手の間をドリブルで通過し相手守備ラインを越えるアクションです。
こちらもCB またはMFも起こすアクションです。
以上の3つが【Conduccion(コンドゥクシオン)】になります。
まとめ
今回は2種類のドリブル
【Regate(レガテ)】『突破』
【Conduccion(コンドゥクシオン)】『運ぶ』
1 前進するドリブル
2 引きつけるドリブル
3 割って入るドリブル
となります。
『突破』することがとても目に付き魅力的に感じますが、『運ぶ』【Conduccion(コンドゥクシオン)】はチームに大きな影響を与えます。
2つともとても重要なアクションになるので覚えておきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
またお会いしましょう!