【偽9番】と【偽SB】
ムウちゃんねるのムウです!
今回は【偽9番】と【偽SB】について触れていきます。
どちらも『ポジショナルプレー』で有効に活用されているものになります。
【偽9番】
【偽9番(ファルソ・ヌエべ)】は本来前線でボールを受けるはずのCFが一列ラインを落としてボールを呼び込み、中盤で数的優位を生み出すものです。
CBの戸惑いから加速した2列目を止めることは難しいですね…。
— ムウちゃんねる (@FB_brother) 2020年5月23日
前から言われている通りサッカーにおいてスクリーンがない為三人目の動き出し自体を止めることは不可能だ。 pic.twitter.com/4sNk4fdw7b
動画でもみられるように特徴が2つあります。
1つ目は中盤で数的優位を作り出すことができる。
2つ目はマークをする選手が明確ではなくなったCBの背後へ出るとチャンスになりやすい。
この2つはオフェンスをするにあたって非常に有効なものとなります。
【偽SB】
【偽SB(ファルソ・ラテラル)】はSBの選手がサイドでボールを受けるのではなく、内側に入り込みCHのような働きをすることを指します。
ジンチェンコのサポートの入り方は絶対前線の選手は見失いますね…。
— ムウちゃんねる (@FB_brother) 2020年5月23日
pic.twitter.com/ReAlxUpxP0
動画に観られる左SBの選手が内側に入りCHのような役割を果たしビルドアップに参加しています。
【偽SB】の特徴は
・内側に入り込んでサポートを作ることにより相手の前線の選手がマークを捕まえにくい
・内側のパスコースを相手がケアすることによりWGの選手のパスコースを生み出す
などがあります。
このように【偽SB】も内側に数的優位を作り出し守ることが難しい状態を生み出しています。
攻撃をするために有効な手段といえるでしょう。
まとめ
今回は【偽9番】と【偽SB】について触れていきました。
どちらも各局面に数的優位を生み出し攻撃をスムーズに行っています。
ポジショニングによって様々な優位を生み出すこともできることを意識しておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
またお会いしましょう!