【欧州王者】華麗なサッカーの緻密な戦術 2
ムウちゃんねる支配人のムウです!
今回は前回に引き続き欧州王者 スペインの華麗なサッカーの裏側を解剖していきたいと思います。
前回の『【欧州王者】華麗なサッカーの緻密な戦術 - ムウちゃんねる』では大きく攻撃と守備 に、さらに4局面に分かれていることを書かせていただきました。
今回は4局面のうちの1つ組織的攻撃についてより詳しく解剖していきます。
説明に移る前にここからはピッチを次のように3分割し攻撃方向の相手陣側をゾーン3、中間をゾーン2、自陣側をゾーン1として説明をします。
組織的攻撃
ボール保持し、いくつかの手段を用いて相手ゴールを目指す局面
ここにあるいくつかの手段=4つの手段に触れていきます。
1 サリーダ・デ・バロン
攻撃の始まり。
ゾーン1〜2においてボールをどのように進めるかの選択を行う。
スペインではボールの出口という意味がある。
日本ではビルドアップと呼ぶことが多い。
サリーダ・デ・バロンは監督により特徴をもつことが多い。
様々なサリーダ・デ・バロンがあるのでこちらもまた別の記事を通して詳しく触れていきます。
例)サリーダ・ラ・ボルピアーナ etc...
2 前進
ボールをより相手ゾーン側に運ぶこと。
ゾーン2〜3、ゾーン1〜3の進め方によって呼び名が変わる。
プログレシオン
ゾーン2〜3へとボールを進めチャンスを生み出す。
FCバルセロナやマンチェスターシティなどのチームが得意なプレーである。
フエゴ・ディレクト
ゾーン2を飛ばし、ロングボールを用いて一気に相手陣地にボールを進めることによりチャンスを生み出す。
プレミアリーグに多いプレーでリヴァプールFCが得意なプレーである。
3 ボール保持
前進することが難しくなるが、攻撃権(ボール)を失わないよう周りがサポート(別の記事で詳しく説明)に入りボールを保持すること。
むやみにボールを前進させてボールを失ってしまうことを防ぐことができれば攻撃権を失わずにゲームを優位に進めることが可能となる。
4 フィニッシュ
サッカーにおいてとても重要な局面
ゾーン3においてのゴールアクションをさす。
日本人選手はシュートを打つことに消極的な印象が強い。
サッカーの目的はゴールを奪うことであることを忘れてはならない。
まとめ
1 サリーダ・デ・バロン
2 前進
3 ボール保持
4フィニッシュ
以上の4つの手段を用いて相手のゴールを奪おうとする局面を組織的攻撃とする。
今回のテーマに関しても動画で詳しく説明しているので合わせてこちらの動画もチェックしてください!
引き続きスペインの基礎戦術解剖していきますのでチェックお願いします!
最後までご覧いただきありがとうございます。
またお会いしましょう!