3種類の【前進】
ムウちゃんねるのムウです!
今回は三種類の【前進】について触れていきます。
それぞれサッカーでは当たり前に起こるものなのでここでまとめておきましょう!
3種類の【前進】
今回のテーマである【前進】はサッカーのアクションで大事なものです。
攻撃で【前進】無くしてチャンスを作ることは難しいですね。
ここから3種類の前進に分けて見ていきましょう!
ここからは下図のように自陣側を「ゾーン1」 中間を「ゾーン2」 相手陣を「ゾーン3」として説明します。
【サリーダ・デ・バロン】
1つ目は以前もあげたことのある【サリーダ・デ・バロン】です。
「ゾーン1」から「ゾーン2」への【前進】です。
守備戦術が洗練されている現代のサッカーではとても重要な【前進】になります。
監督により様々な【サリーダ・デ・バロン】が用いられています。
1つ主流なものをあげるとすれば『リカルド・ラ・ボルペ』が考案した、2CBの間にCMFを下げて数的優位を生み出す『サリーダ・ラボルピアーナ』である。
近年では当たり前のように行われている。
FCバルセロナではロングボールを入れることはほとんど見られず、高確率で【サリーダ・デ・バロン】が行われています。
【プログレシオン】
2つ目は【プログレシオン】です。
「ゾーン2」から「ゾーン3」への【前進】です。
ここでは様々な手段が必要となります。
ドライブでスペースへ運ぶ、パスを使用して侵入する...ここには「個人戦術」+「グループ戦術」が必要となる場面もあります。
ゴール前への侵入になるのでより強い相手の圧力をかいくぐる必要があります。
【フエゴ・ディレクト】
3つ目は【フエゴ・ディレクト】です。
「ゾーン1」から「ゾーン3」への【前進】です。
この手段は『プレミアリーグ』でよく見られます。
世界最高峰とも呼ばれる『プレミアリーグ』は前線へのロングボールに群がるダイナミックなサッカーが魅力の1つです。
近年『ストーミング』が世界を魅了している傾向が強いので今まで以上に多く見られるように感じます。
*ストーミング 【ストーミング】世界を震撼させる『嵐』 - ムウちゃんねる
シンプルかつダイナミックな【前進】ですがライン間のスペースの管理が難しいというデメリットも見られます。
まとめ
今回は3種類の【前進】に触れていきました。
1【サリーダ・デ・バロン】
2【プログレシオン】
3【フエゴ・ディレクト】
それぞれ特徴があり、求められるアクションも変わってきます。
チーム(監督)によって【前進】は色が現れるので分析時にも参考になるものとなるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
またお会いしましょう!