【空間の支配者】コントロールオリエンタード
ムウちゃんねるのムウです!
今回はサッカーにおいてとても重要な技術【コントロールオリエンタード】について触れていきたいと思います。
日本では『止める・蹴る』が重要なんだ!と聞きますよね。
足元にピタッと止めることができれば良いのか。
もちろん止めることができるに越したことはありません。
しかし、試合中は足元に止めること以上に意図を持ってスペースにコントロールすることの方が重要です。
是非参考にしてください。
コントロールオリエンタードをする前に...
まず、【コントロールオリエンタード】をする前にサッカーの全てのアクションを起こすためには 『認知』➡︎『判断』➡︎『実行』というプロセスがあります。
例)後ろのサポートに入った選手がフリーだ。『認知』
相手のCBが自チームのFWのマークを外している。『認知』
FWにパスをした方が得点に繋がる!『判断』
FWに正確なパスを通す。『実行』
これがサッカーにおけるアクションのプロセスです。
これをまず頭に入れておきましょう!
全てのプレーにおいてとても重要になります。
コントロールオリエンタード【Control Orientado】
【コントロールオリエンタード】とは戦術的な意図を持ってスペースにボールをコントロールする技術です。
つまり前の項目で説明した『認知』の部分を欠いて【コントロールオリエンタード】をすることはできないのです。
具体的にはどのようなものなのか...
次の動画をご覧ください。
チアゴ。
— ムウちゃんねる (@FB_brother) 2020年5月4日
尋常じゃない。 pic.twitter.com/rSsM2ViRAm
ティアゴ・アルカンタラ選手の【コントロールオリエンタード】集です。
凄まじい『認知』と技術ですね!
このように相手のプレッシャーを無効化することも可能となります。
そして【コントロールオリエンタード】は3種類に分けられます。
ここからは3種類の【コントロールオリエンタード】について触れていきたいと思います。
前進するコントロール
前進できるスペースが前にあるときに選択するコントロール。
前にスペースがある状態で前進を選択することができないのは良いプレーとは言えない。
久保建英選手すごい綺麗なコントロールオリエンタード…
— ムウちゃんねる (@FB_brother) 2020年5月6日
pic.twitter.com/ekp0vKotxO
安部裕葵のコントロールオリエンタードも素晴らしい。
— ムウちゃんねる (@FB_brother) 2020年5月6日
一気に守備が崩れている…。 pic.twitter.com/DXNWYgH8WG
久保建英選手も安部裕葵選手も前に少しでもスペースがあるのを『認知』すると【コントロールオリエンタード】をしチャンスを生み出しています。
とても参考になりますね!
展開するコントロール
前進することは難しいが状況を変えるためになるべく前を向いた状態で展開することのできるスペースにおくコントロール。
あらかじめ体の向きを作ることによってなるべく前を向いた状態を維持する。
緊急時のコントロール
味方選手の状態も悪く、自分の体の向きのあまり良くない状態で行うコントロール。
前進も展開も難しいがボールを失わないように相手とボールの間に体を入れる。
攻撃権を失わないことはサッカーでとても重要なことである。
まとめ
上記のように
1 前進のコントロール
2 展開のコントロール
3 緊急時のコントロール
の【コントロールオリエンタード】が存在する。
はじめに言ったように【コントロールオリエンタード】において大切なことは『認知』です。
動画に出てきたトッププレイヤーのようなコントロールをするためには『認知』をし『実行』するための技術を身につけましょう!
【コントロールオリエンタード】の前のステップのトラップの基礎の動画もあげているので、よろしければそちらも合わせてご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
またお会いしましょう!